最近は暖かくなりましたね、栃木県宇都宮市のおだいら矯正歯科、院長のおだいらです。
さて、2月20日、21日に開催された上記大会に出席して参りました。
出席と言うよりは「開催して参りました」の方が正しいかもしれません。何故なら、何度かこのブログにも書いているように矯正歯科医会の大会運営委員会委員長を拝命し、昨年の岡山大会以降、大会開催の際には運営の監督のような仕事をしているからです(汗)
今回も2年前の会場視察から始まり、大会スケジュールを組んだり、申込書を作成したり、プログラム作成の指揮を取ったり、さらに細かいところではお弁当の数まで決めたりと、大きなところから細かいところまで大会が成功するよう携わって参りました。
今回、神奈川大会のメインテーマは「Science and Art一機能と形態の調和を求めて一」でした。
矯正歯科治療は咬合を改善することにより、咀嚼機能や審美性の改善を図ることを目的にしています。健全な機能と形態を確立するためには、呼吸や舌の位置、口の周りの筋肉なども配慮して治療しなければなりません。それらの機能と形態の調和を念頭に置いて治療をすることで、よりクオリティの高い治療結果とその後の長期安定を図ることが出来るのです。
今回もそのテーマに沿った様々な講演や、毎年恒例のブレスマ表彰式、会員総会など多彩なプログラムがそろい、どのプログラムも興味深く拝聴致しました。
特に今回の講演で面白かったのが、鼻のクリニック医院長である黄川田徹先生の「小児の鼻づまりとその治療」という講演です。
鼻づまりがどのような悪影響を及ぼすのか、鼻呼吸と口呼吸では何が違うのか、実際にはどのような治療をするのかなど、とても興味深い講演でした。
うちの子もアレルギー性鼻炎があるのですが、これ以上ひどくなるようでしたら是非黄川田先生に診ていただきたいと思うようなご発表でした。
今回の神奈川大会は大きな問題も無く、ほとんどの先生方やスタッフの方々が満足して帰られたようです。準備に携わった者としてはほっとしております。
そして第47回大会は主幹が北関東支部で、さいたま市の浦和にて開催されます。
そうです、私も来年は主催者側に入ります。しかも大会運営委員会の委員長も継続しますので、本部側と支部側両方に携わることになります。
さて、どうなることやら・・・