皆さんこんにちは、栃木県宇都宮市のおだいら矯正歯科、院長のおだいらです。
さて、先週のことですが、2月21日(水)22日(木)と二日間に渡り臨床矯正歯科医会大会がありました。今回の開催地は岡山県岡山市です。
学会自体は21日からなのですが、私、大会運営委員会委員長を拝命されており、前日20日から大会前の委員会や連絡会、大会準備などのため岡山入りです(汗)
まだだれもいない会場・・・
今回も学会会場に張り付きでしたので、すべての講演を拝聴しましたが、特に「へー、なるほど!」と思ったのは、「MRI撮影の際の矯正装置の影響について」です。MRI検査とは磁気共鳴画像診断の事で、磁気の力を利用して体の臓器や血管を撮影する装置です。
お話によると最近はMRI撮影前のチェック項目に矯正装置がついているかという欄があるため、撮影予定の患者さんからよく質問を受けるので、どの金属なら大丈夫で、どの金属は一度外した方が良いとか、他にも撮影前に矯正医がやっておいた方がいい注意点など、いろいろと勉強になりました。確かに最近よくMRI撮影する患者さんからよく確認の電話が来ますが、そういうことだったのですね!
もちろんブレスマ表彰式もありました!
また、今回の学会はスタッフの有志4名も同行し、スタッフプログラムに参加しました。特別講演は最近歯科医会では有名な国立モンゴル医科大学客員教授の岡崎好秀先生の講演で、スタッフ曰く朝から晩までずーっと聴いていられるくらい楽しい講演だったそうです。またラウンドテーブルディスカッションでは、受付業務や診療補助などそれぞれのお題目について各テーブル10名ほどのスタッフが各医院から集まり、自分たちの医院ではそのテーマについてどの様に対処しているかなど、真剣に話し合ったそうです。やはり医院によってやり方は様々ですので、新鮮でとてもいい刺激を受けたようです。
今のおだいら矯正歯科がベストとは思っていませんので、他の医院の良いところはどんどん吸収し、今回得た情報をしっかり医院に還元して、より良いおだいら矯正歯科を目指したいと思います。
今回は委員長になって初めての大会でしたが、無事に終わってホッとしました。大会関係者の先生方からもとても感謝していただきました。
休日やご飯を食べる時間も惜しんで大会の準備をしてきましたが、そのお言葉でこれまでの苦労が報われました(涙)
結局3泊4日して23日(金)に宇都宮に戻り、そのまま診療です・・・辛いっす!