About Underbite下顎前突とは
「受け口」「反対咬合」とも呼ばれ、下顎の前歯が上顎の前歯よりも前に出ている状態です。歯の位置に問題がある場合と、土台である骨の大きさに問題がある場合があり、土台の問題がある場合は外科的な治療を併用しなければならないケースもあります。
Cause下顎前突の原因
下顎が大きい、上顎が小さいなどの骨格の問題の場合は、遺伝的な原因や舌での悪習癖などが考えられます。また、歯の位置の問題による下顎前突の場合は歯が生えてきた位置異常が考えられます。
Risk下顎前突による弊害・放置するリスク
上の歯と下の歯が反対のまま放置しておくと、成長期にさらに悪化する場合があります。これは、身長が伸びる時期と下の顎が伸びる時期がだいたい同じ時期なので、小学校高学年から中学生くらいに顕著に見られます。その時期に反対咬合のままですと、下顎がさらに伸びやすいため、成長期の前に一度反対咬合を改善しておくことが望まれます。
Treatment下顎前突の矯正治療(どんなことをするのか)
骨格の問題か歯の問題かにより治療は変わります。また、下が前に出ているのか、上が奥に引っ込んでいるのかによって治療は変わります。
各治療に関しては症例がありますので、こちらをご覧ください
Case下顎前突の症例紹介
受け口
年齢 | 27歳6か月 |
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主訴 | 受け口 |
使用装置 | 舌側矯正装置(STb) |
治療期間 | 1年4ヶ月 |
費用総額 | 1,417,900円(税込) ※当時の金額 |
この症例は下顎が大きく、さらに左側に曲がっている骨格的な問題がありました。本来であれば外科的な治療を併用しますが患者さんが拒んだため、下顎の永久歯を1本だけ抜いて矯正治療のみで治療しました。
Counselling初診相談
(歯並び・矯正相談)
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