皆さんこんにちは、栃木県宇都宮市にあります「おだいら矯正歯科」院長のおだいらです。
さて、前回書きましたが11月20日(水)から11月22日(金)まで、長崎市長崎ブリックホールで開催された第78回日本矯正歯科学会学術大会に参加して参りました。
今回は長崎市でしたので昨年の横浜市、一昨年前の札幌市に比べて規模が小さく、宿泊や交通手段が取りにくいことを考慮して欠席される先生方もいらっしゃいましたが、私の場合それに付随した会議が2つあるため、行かないわけにはいかず、今回も出席となりました。考えてみると1996年に入会して、一度も不参加はありませんので24年間皆勤賞です!
今回の学会もいろいろと勉強させていただきました。
講演内容としてはどちらかというと「これからの矯正歯科治療をどうするか」みたいな話しが多かったように思います。その中でも昭和大学の槙教授の話は矯正歯科治療の明るい未来が見える講演だったかと思います。
実は来年2月に開催される矯正歯科医会さいたま大会でも「矯正歯科の未来」というテーマでご講演いただく予定になっており、そこでどのような話しをするかも含め聴講致しましたが、内容的にさすが素晴らしくさいたま大会にご出席される先生方も満足されるのではないかと思います。
そして今回もう一つ感銘を受けた講演があります。
ドクター&スタッフセミナーで話された、小原啓子先生の『歯科医院における働き方改革 –人生100年時代を支えよう–』と題した講演です。
いまや国を挙げて進めている働き方改革を医療機関、特に歯科医院にどのように当てはめて考えていくかというのがメインの話しなのですが。
その中にも今後のスタッフ雇用の流れや、勤務形態の未来など現状だけではなく長期的なことを見据えつつ、どこに医院のスタッフ雇用を落ち着かせていくか、本当にいろいろと考えさせられる講演でした。
1時間の講演でしたが、できることならもう少し長く、詳細にお話しを聴きたいくらいです。
矯正歯科医会の大会に呼んでもらえないかなぁ。
次回の日本矯正歯科学会は昨年と同じく横浜市で開催されます。
来年は第9回国際矯正歯科会議世界大会との併催とのことで、4日間にわたり開催されます。4日間いるのは難しいでしょうが興味深い話しはできるだけ聴講したいと思います。
ちなみに長崎は何を食べても大変美味しかったです!