皆さんこんにちは、栃木県宇都宮市にあります「おだいら矯正歯科」院長のおだいらです。
さて、11月3日(水)から5日(金)にかけて日本矯正歯科学会学術大会が横浜市で開催されました。昨年は新型コロナウィルス感染拡大の中すべてオンラインでの開催でしたが、今年は現地とオンラインでのハイブリッド開催となりました。
私はと言いますと、指導者講習などがあった11月3日のみ現地へ赴き、4日、5日は自宅のPCで参加でした。
事前に会場参加を希望した先生のみ入場が許されておりましたが、当日も検温や手指の消毒はもちろんのこと、体調に関する問診票の記入や座席のソーシャルディスタンス確保など、感染予防対策は徹底されているようでした。(残念ながら写真撮影を失念(汗))
そのような状態ですので人もまばらで知り合いの先生にも会えず、1日目のプログラム終了後はそのまま寂しく自宅に帰りました(泣)
学会の楽しみの一つは参加されている旧知の先生と近況報告や情報交換をすることで、実はそちらの情報の方が講演で聞いた内容より有益だったりすることもあります。
日本矯正歯科学会だけではなく、他の学会や勉強会もほとんどがオンラインでの開催ですので、旧知の先生方とお会いできないのは寂しい限りです。
ただ、メリットもあります。
オンデマンドの開催であれば、講演の聞き逃した部分を再確認したり、聴講したい講演が同じ時間帯で2会場に分かれている場合など、これまではどちらかひとつに絞っていましたが、オンデマンドなら時間差でどちらも聴講することが可能です。
今回も4日、5日は聴講したい講演に関して、ひとつは生配信を聴講し被っていた講演は11月30日まで配信しているようなので、後日ゆっくり拝見したいと思っています。
また、ご存じない方も多いかと思いますが、毎年学術大会と併催して市民公開講座が開催されています。
これは矯正歯科治療がよくわからない一般の人向けに矯正歯科治療についての情報を発信する講座で、だれでも無料で参加可能です。
今年は『安心安全な矯正歯科治療とは? ―未来を決めるのはあなたー』というメインタイトルで、2名の先生が講演されています。
『透明なマウスピース型矯正装置(アライナー)を用いた矯正治療の注意点』昭和大学歯科矯正額講座 槙教授
『矯正歯科治療とは? ―小児期、学童期の治療についてー』アリビオ矯正歯科クリニック院長 昭和大学兼任講師 久保田先生
どちらもこれから矯正治療をやりたいと考えている方々にとてもためになる情報となっていますので、興味がある方は是非ご視聴ください。
第80回日本矯正歯科学会学術大会 & 第5回国際会議 (umin.ac.jp)
特にマウスピース矯正に関してはかなり一般の方にも周知されているようで、当院でもたまに初診の患者さんから質問がありますし、また聞くところによると、消費者問題も含め、いろいろな問題も起きてきているようです。
そのため、特にこれからマウスピース矯正をお考えの方は必見だと思います。
これまでは市民公開講座は学術大会開催の1週間前くらいに同じ会場で1日だけ開催していましたが、こちらもオンデマンド配信で全国の方が好きな場所で好きな時間に聴けるというメリットがあります。
市民公開講座に関してはたくさんの方に見ていただくためにも新型コロナウィルスが落ち着いた後もオンライン発信の方が良いかもしれませんね!
公開は11月30日までですのでお見逃し無く!!!