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ブログ(息子の矯正)

2017.02.01

息子の矯正歯科治療 part1


皆さんこんにちは、栃木県宇都宮市のおだいら矯正歯科、院長のおだいらです。

さて、うちの8歳の息子がいよいよ矯正歯科治療をスタートいたしました。

せっかくの機会ですし、いいブログネタ?ですので、たまに進行状況をアップしたいと思います!

まず息子の不正咬合ですが、いわゆる乱杭歯と言われている状態です。歯のサイズが大きくきれいに生えるスペースがないためにでこぼこになって生えてきました。

 

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永久歯のサイズが大きい場合、顎骨の中で歯の種(歯胚といいます)ができる場所がずれます。歯胚の位置がずれると、永久歯が出てくることで溶けて無くなる乳歯の根が溶けずにそのまま残ってしまい、それが邪魔でさらに永久歯がずれて生えてくるという悪循環がおきます。

うちの子もそのような状態で自然には乳歯が抜けず、タイミングよく一般歯科の先生に乳歯を抜いていただきました。

この時期、この状態で一番問題なのは、でこぼこそのものより、上の歯がずれて内側から生えてきたために、上の歯と下の歯が反対になっていることです。

この状態を放っておくと強くぶつかっているために、歯が欠けてしまったり、上の歯が下の歯を前に押すため歯肉が退縮してきたりします。

一度欠けた歯は元に戻りませんし、歯肉も完全には元に戻りません。だからこそこのようなケースは早目に矯正を始めた方がいいんです。

 

今回うちの息子が装着したのは「リンガルアーチ」という装置です。

 

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この装置は上の歯を裏側からバネで前に押し出す装置で、予定治療期間は約2か月です。

さらに下の奥歯の上にプラスチックを盛り上げて高くして、前歯が咬みこまないようにしています。咬みこまないことによって上の歯が前に出やすくなりますので、治療期間も短縮されます。

ちなみに最近うちの息子がかなりの「食いしん坊」で、ご飯をたくさん食べるのですが、かみ合わせが高くなることで食べづらくなり、少食になるかと思いましたが、まったく食べる量は変わりませんでした。恐ろしい・・・

ただ、装着した当初はやはり固いものが食べられなかったようで、めずらしくおやつの「じゃがりこ」を1本しか食べませんでした。ジャガビーにしておけばよかったとのこと。(笑)

現在、装着して2週間ほど経ちましたが、もう完全に下の歯よりも上の歯が前に動きました。次回の治療では下の奥歯のプラスチックの盛り上げを外す予定です。

 

ちなみにおだいら矯正歯科は担当医制ではありません。たまに患者さんから「小平先生担当で」とかご要望がありますが、その際は「申し訳ありませんがうちは担当医制ではないので。」とお断りしています。

患者さんにお断りしているのに、うちの息子だけ担当制で治療するわけにはいきませんので、うちの子も私だけが診るのではなく、その時に付いたドクターと歯科衛生士が治療をしています。

もちろんうちのスタッフでしたら誰が治療をしても安心して任せられます。

また、他の患者さんと同じように治療することで「自分の家族が、おだいら矯正歯科で治療をするということはどういうことなのか・・・」を肌で実感しながら治療を進めていきたいと思います。

 

きれいに治りますのでどうぞお楽しみに!

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