皆さんこんにちは、
先日は矯正歯科医会の例会があり、都内の「ベルサール九段」まで行ってまいりました。
4日、5日の2日間にわたり開催されましたが、今回一番印象に残った講演は医療管理委員会プログラム「医院承継を実例から考える?移譲する側から?」です。以前、大阪で行われた例会で医院承継を移譲された側の先生から講演があり、とても印象に残っていたのですが、それの移譲する側の先生バージョンです。
私も開業している身ですので、いつかはおだいら矯正歯科を誰かに承継するか、廃院しなければならない時が来ます。
その際にいかに患者さんに迷惑をかけず、スムーズにリタイアできるかは重要です。特に矯正歯科の場合、一人の患者さんを診る期間がとても長いため、一般歯科のように「辞めるために来月から患者さんを取りません。」というわけにはいきません。
今回は急騰された先生のお話し以外はお二人の先生ともかなり前から承継の準備をされていることに驚きました。
また、急騰された先生の話では自分にも将来何があるかわかりません。私に何かがあった場合に迷惑をかけるのは患者さんであり、スタッフであり、そして家族であります。何もないように健康に気を付けるのはもちろんのこと、これでもまだ43歳ですが有事に備えた準備はしておいた方がいいなと、切に感じました。