皆さんこんにちは、
さて、以前医療機関のホームページガイドラインについて書いたことがありましたが今年に入りこの医療機関のガイドラインに加え、日本矯正歯科学会のホームページガイドラインの通達がありました。
矯正歯科治療は医療の中でも特殊な部類に入りますので、医療機関ガイドラインだけでは曖昧な部分があります。またホームページの内容によっては、審美だけが目的とした美容整形のように受け止められ、矯正歯科治療への大きな誤解が懸念されます。
そこで、医療機関のガイドラインを遵守したうえでさらに矯正歯科医療に携わる者として矯正歯科学会のホームページガイドラインに沿ったホームページ作りをするよう、お達しがきました。
私もこれは当然のことだと思いますので、早速うちのホームページがこのガイドラインに沿ったホームページになっているか確認いたしました。
概ねガイドラインに沿っていましたが、修正点が当院の矯正技術の中にいくつかありました。
まず、「学術用語以外の用語やホームページ閲覧者の誤解を招きやすい表現は学術用語と併記して掲載すべきである」ということで、インプラント矯正だけではなくそこに追記でインプラント矯正(歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正歯科治療)とのことでしたので、そのように追加しました。
また、STbブラケットの説明の最後の所で治療期間が従来の装置よりも短くなるようなことが書いてありましたが、これが「治療法や装置の説明に於いて
歯科矯正学的根拠を伴わない表現は使用すべきではない。」というところにやや引っかかるのかなと思い削除しました。
あとは自分が見た感じでは問題ないかと思います。ただ、見落としている部分もあるかもしれませんので、このホームページをご覧の方でここは修正した方が良いなどのご指摘があれば是非教えていただければと思います!
本当はこのガイドラインともリンクしたかったのですが、矯正歯科学会会員専用のホームページにのみ記載されていたので、とりあえずはやめておこうと思います。