皆さんこんにちは、
さて、24日(水)、25日(木)と2日間に渡り、上記大会が長野市のホテルメトロポリタン長野で開催され、参加してまいりました。
昨年6月の例会の際に矯正歯科医会の大会運営委員会副委員長なる職を仰せつかりましたので、今回は大会の準備を兼ねて前日火曜日の夕方から長野入りです(汗)
長野駅から降りたら一面雪景色かと思いきや、駅周辺にまったく雪はありませんでした。天気も良く比較的暖かくとても過ごしやすい3日間でした。まあそうは言っても会場のホテルにほぼ缶詰め状態でほとんど外には出ていないのですが(汗)
本題の大会ですが、今回の講演で特に印象に残ったのは臨床セミナー2の「先天性欠如歯の基礎および臨床」です。
2人の大変高名な先生、日本歯科大学教授の新井一仁先生と本会会員の嘉ノ海龍三先生による先天欠如歯に関する大変興味深いお話がありました。
最近のデータでは10人に1人は過剰歯や先天欠如歯など歯の本数の異常があると言われています。また、数年前から矯正歯科治療の保険適用になった部分性無歯症(先天欠如している歯が6本以上ある場合このような病名が付きます。)の方は200人に1人ぐらいはいると言われています。
歯の本数の異常は歯並びにも直結するので、おだいら矯正歯科にもそのような患者さんが多くいらしています。
先天欠如歯に起因する不正咬合にどう対処していけば良いのか?また、どのように経過を見ていけば良いか?さらには切っても切り離せない補綴やインプラントなどの処置との絡みはどうなるのかなど、うちの患者さんにもよくある状況についての大変面白いお話でした。
それ以外にも毎年恒例のブレーススマイルコンテスト表彰式や今年から復活したスタッフのラウンドテーブルディスカッションなどとても盛りだくさんの2日間でした。
今年の最優秀賞です!
来年は千葉県成田市で、再来年は岡山県倉敷市で大会が開催されます。
どちらも楽しみにしてます!