皆さんこんにちは、栃木県宇都宮市のおだいら矯正歯科、院長のおだいらです。
さて、22日、23日と日本臨床矯正歯科医会の6月例会に参加してきました。
というか昨年からこの会の大会運営委員会副委員長なる役を仰せつかったため、開会式から閉会式まで、否、開会式前の会場準備から閉会式後にあった次回開催の会議やプログラム作成の打ち合わせまでみっちりで、23日の帰宅は22時すぎでした(汗)
今回はマイク近くに待機のため、舞台を見る景色が違います!
今回の例会もいろいろとためになる話がありましたが、特に印象に残った講演は3題ありました。
まず1日目、日本矯正歯科学会倫理・裁定委員会委員長であられます中村芳樹先生の「日本矯正歯科学会ホームページガイドラインと倫理規程の改訂について」という講演で以前から危惧されている、倫理的に問題がある矯正歯科のホームページのについての警鐘です。以前も書きましたが、矯正歯科ホームページガイドラインを守らないHPがあまりにも多いので遵守してくださいという話です。もちろん当院のHPは遵守しています。
続いて2日目の「日常留意すべき炎症と力のコントロール 」と題した、東京医科歯科大学 臨床教授であられます内山 茂先生の講演です。当院で治療後、毎回患者さんに塗布していますMIペーストの考案にも携わっているその道では大変ご高名な先生で今回も「PMTC(歯科医院で行うプロフェッショナルなクリーニングの事です)が大事だよ!」という話がメインでしたが、お勧めのクリーニングの器材やペーストなど大変参考になりました。またそれ以外にも酸蝕症の話など興味深い話がいくつもありました。
そして最後に講演された「あいうべ体操」の今井先生の話はやはりおもしろかったです!詳しくは成人矯正歯科学会の際のブログ記事をご覧ください。
初めて話を伺ってから、私も家族にも毎日やらせていますが、自然に口を空いている時間がかなり減ったように思います。
講演の時しか買えない本も購入してきました。待合室にありますのでご興味がある方は是非ご覧になってください!
お勧めです!
なんやかんや忙しかったですが、今回も講演会場に張り付きでしたので、その分じっくり講演を聞くことができました。