皆さんこんにちは、栃木県宇都宮市のおだいら矯正歯科、院長のおだいらです。
さて、先週の話になってしまいますが、8日、9日に開催されました日本矯正歯科学会に参加してまいりました。
今回は主幹が徳島大学ということで、開催地は徳島市です。私、徳島県は初上陸です!
日本矯正歯科学会は日本で毎年開催される、矯正歯科会に関する国内最大の学会でおおよそ6000人の会員がいます。また、会員だけではなくそこに勤務しているスタッフを毎年連れてくる医院もありますし、矯正歯科関連の歯科業者のほとんどはこの学会に営業ブースを出します。
そのため、毎年大会は数千人規模の大きなものになるのですが、今回危惧されていたのは徳島市にそれだけのキャパがあるかということでした。市内ホテルの客室数や飛行機を初めとした交通機関のキャパがおそらく足りないであろうと心配し、知り合いの先生には今回は不参加の先生も結構いらっしゃいました。
蓋を開けてみれば、会場の規模が小さかったせいもあるとは思いますが、結構人が多く盛況に感じられました。確かに会場までのアクセスが悪く、バスやタクシーに結構並んだりと不便なこともありましたが、やれば結構できるものですね。
今回特に印象に残った講演は8日午前中の「歯科矯正用アンカースクリューを用いた治療後の長期安定性」という臨床セミナーです。
歯科矯正用アンカースクリューでは著名な4名の先生によるご講演です。実は今度12月にIDT研究会という勉強会で舌側矯正にアンカースクリューを絡めた話を30分ほどする予定なのですが、基本的なことなど大変参考になりました。
また、学会で各地へ出向いたときのお楽しみは、その地の名物料理や地元でしか味わえないものを食べることです。
今回は学会開催の前日夜に行った「ししくい」という海女割烹料理が印象的でした。
このような新鮮な海老や貝をその場で焼いて食べさせてくれます。普通これだけ新鮮な食材が並べば、おそらく都内でしたら3万円くらいするところが、伊勢海老活造り1匹と桶の魚介一式に刺身やごはん、味噌汁がついて一人のコースが8,000円と、確かに高いですがコスパとしてはとてもよろしいのではないかと思います。
かなり広い料理屋でしたが、そこを埋め尽くしている客はほぼ全て学会参加者でした(汗)
来年の大会は北海道になります。北海道や福岡で開催される際にはただでさえ参加者が多いと聞いております。次回はそれに加え、今回不参加の先生は必ず行かれると思いますので、かなりホテルなんかも混雑が予想されますので、早めの予約を心掛けたいです。