皆さんこんにちは、栃木県宇都宮市のおだいら矯正歯科、院長のおだいらです。
さて、表題の大会が2月22日(水)・23日(木)の2日間に渡り、千葉県成田市のヒルトン成田にて開催されました。
以前も書きましたが、私この会の運営委員なるものに任命されておりますので前日の21日16時の委員会から参加です。
前日は進行の打ち合わせや宅配物の確認、会場の設営の確認などを行いつつ、次回6月の例会の打ち合わせなどを行い、最後の会議が終了したのが夜中の0時近くでした(汗)
準備中の受け付けは閑散としています。
ただ、大会の準備のメインは千葉支部の先生方ですので私なんかよりもっと大変だったのではないかと思います。そのおかげで大会は盛会で大きなトラブルもなくスムーズに進行することができました。
いよいよ開会式が始まりました。
今回のテーマは「成長期の不正咬合を考える‐連携の新しい形」というものでしたが、聞いた講演の中で面白かったのは、やはりそのテーマに合わせて開催されたシンポジウム「学校歯科健康診断、歯列、咬合、顎関節の事後処置における地域連携を考える」という演題です。東京医科歯科大学名誉教授の黒田敬之先生をコーディネーターとして迎えつつ、矯正歯科医、養護教諭、歯科医師会の3者の立場の先生の講演の後、会場にお越しのいろいろな立場の先生がその地域で、そして現場でどのようなことをされているのかご発言されました。
お話を伺い感じたのは、やはり「学校医の先生はかなりお忙しいんだなぁ」ということと、数年前から学校の歯科検診で不正咬合を確認していますが、そこで指摘されても学校医の先生はどう指導したらいいかわからないという現状です。
一般歯科の先生でもわからない場合があるような、歯科の中でも特殊な分野ですので、まあ仕方がないと思います。また矯正歯科治療は基本的に自費診療で高額になるということで、どのように勧めたらいいのかわからないという事でした。お気持ちよくわかります。
シンポジウムを聞いていて、養護教諭の先生がとても勉強熱心で(もちろんこのシンポジウムに参加されているぐらいですから。)仕事の事を真剣に考えられているのがよく伝わってきました。私たち矯正歯科医としては養護教諭の先生をはじめとした多くの専門外の先生に矯正歯科の正しい知識を発信していかなければならないと、強く感じました。
恒例のブレスマ表彰式も開催されました。
さて、次回は6月例会が大阪で開催されます。息をつく暇もなくその準備に取り掛かりたいと思います(汗)