皆さんこんにちは、栃木県宇都宮市のおだいら矯正歯科、院長のおだいらです。
前回の記事でも書きましたが、6月27日から4泊6日でESLO(ヨーロッパリンガル矯正歯科学会)に出席するため、ポルトガルのエストリルという街へ行ってきました。
エストリルとはポルトガルの首都、リスボンから電車で30分ほどのところにある海沿いの街で、F1グランプリのポルトガルGPが開催されることでも有名です。
そのようなロケーションにあるホテル「パラシオエストリル」にて3日間にわたり様々なリンガル矯正に関しての講演がありました。
由緒正しきホテルのようで、回廊にはロイヤルファミリーがご宿泊されたときの写真や記念品が、所狭しと並んでいました。
私は今回講演はしませんでしたが、この学会の専門医に位置する「Titular member」の試験を受けて参りました。
昨年のこの時期にWBLOの試験を受けて無事に合格しましたが、実はこのTitular memberになる試験のカテゴリーはWBLOと一緒で、しかもWBLOが8カテゴリーだったのに対し、ESLOは5カテゴリーでよかったため、比較的余裕をもって受験することができました。
結果は合格です!
まあ、WBLOが合格でTitular memberが落ちることはまずないでしょうから。
このTitular memberを持っている先生は、今回修得された先生を除いて世界で32名しかおりません。
今回11名ほど合格しましたので、世界に43名という大変狭き門のメンバーなんです。
そして、これで舌側矯正に関する世界各地の主要な専門医や認定医の資格はすべて修得しました!
講演の方ですが、面白い内容のものがいくつかありました。
舌側矯正関係の学会の特徴として、講演内容は新しい装置や材料の開発、症例の治療方法など、どちらかというとテクニカルな内容の話が多いのですが、今回も多くはそのような講演で、しかも装置や材料は年々よくなっていることを実感しました。
また最近ではそれ以外の内容で講演される先生もいらっしゃり、口腔衛生や楽器演奏の際のメリットなど興味深く拝聴しました。
また、今回一番印象に残っている講演のスライドは、今まさに世界中が注目している方が、現在治療中の舌側矯正装置を見せている写真です。
これ出しちゃっていいのかな!
ここでは名前書けません!
びっくりしました!
先日成人矯正歯科学会で講演されたスクッゾ先生と
書きたいことはまだまだあるのですが、結構長くなってしまいましたので、続きは次回にしまーす!