皆さんこんにちは、栃木県宇都宮市のおだいら矯正歯科、院長のおだいらです。
さて、前回のブログ更新から早2週間以上、その間に2つのセミナーがありました。
まず先々週の木曜日ですが、矯正歯科専門開業医有志で定期的に開催している第10回OCMSセミナーに参加して参りました。二十数名のこぢんまりした会ですがメンバーは矯正歯科治療に携わっているドクターなら知らない人はいないようなそうそうたるメンバーで、そこに無理矢理入れていただいています(笑)
今回も3名の講師をお招きしたのですが、どの講演も大変勉強になるものばかりでした。
特に印象に残ったのは株式会社TEAMBOX代表の中竹竜二氏による「これからのリーダーは優秀さより自分らしさが求められる」と題した講演です。
中竹氏は日本ラグビー界ではとても有名な方のようで、ラグビーチームのコーチをコーチする方だそうです。
経歴もご立派で早稲田大学ラグビー部主将から監督まで経験し、日本代表U20の監督や日本代表ではエディー監督退任後の臨時の監督まで務めていたそうです。
そのような方ですが、自分の経験からくるリーダー論を話すのではなく、海外の論文などから心理学的な根拠のあるリーダー論を本当にわかりやすく、笑いをふんだんに交えながらご講演いただきました。
話が上手でしかもその内容には論理的な根拠があります。そりゃぁコーチのコーチにまでなるはずです。
このような講演は1回こっきりの講演ではあまり意味が無いので、通常は何回か繰り返して開催する講演しか受けないそうですが、今回はこの勉強会のメンバーにお知り合いがいたので特別にご講演いただきました。
内容的には「今の時代はこのようなリーダーが求められる」と言うような話ではなく、「それぞれの性格や環境が違う中でどのようにリーダー像を考えていくか」という話で、基本的に私が今考えているリーダーという役割が、今置かれている環境に対してほぼほぼ間違いが無い方向に向かっていることがわかり安心致しました。
現在は他のスポーツのコーチもコーチしているそうで、超多忙な中、貴重な話を聞けて本当にラッキーでした。
そして先週土曜日は神奈川歯科大学同窓会栃木県支部学術講演会があり、出席して参りました。
今回は足利赤十字リハビリテーション科で本学34回生の寺中智先生による「足利赤十字病院での摂食嚥下リハビリテーションの実際」というご講演でした。
足利赤十字病院に入院されている患者さんの摂食嚥下障害に対してどのようなリハビリテーションを行っているかという話でした。
このブログを読まれている方はもちろんご存じでしょうが、私は矯正歯科医で歯並びを治すのが仕事です。かたや寺中先生は上記のような仕事をしています。
同じ大学を出て歯科医師という同じ資格を取得したにもかかわらず、仕事の内容は全く違います。
お口の中だけとは言っても様々な領域のいろいろな仕事があるんだなと、改めて実感しました。
そんなわけで、私は今後も「矯正歯科治療」という領域で頑張っていこうと思います。