皆さんこんにちは、栃木県宇都宮市の「おだいら矯正歯科」院長のおだいらです。
東日本大震災から今日で9年が経ちました。
あのときのことは今も鮮明に覚えています。
2時46分、私はコンサルティングルームで検査の結果を患者さんに話していました。
ただならぬ揺れに患者さんやスタッフと共に駐車場に飛び出しました。
周りの建物は上下に揺れ、コンクリートの駐車場に立っていられないくらい強い揺れを感じながら全く何が起こっているかわかりませんでした。
揺れが収まり待合室のテレビをつけてみると、津波による信じられないような光景がどのチャンネルでも流れていました。
模型棚は壊れ、書類はテーブルに置いてあった水で水浸しで、まずはその片付けをしたのを覚えています。
自宅や携帯に電話してもまったく家族につながらず、とても心配しました。
それから数日間は携帯から時折流れてくる緊急アラートの音で飛び起きました。
その後の計画停電も、おだいら矯正歯科の入っているグループが何度か実際に停電になりました。
忘れようにも忘れられない2011年です。
あれから9年、まだまだ復興の途中ですが、昨年仙台や松島に行ったときはずいぶんと震災以前の状態に近づいてきたように感じました。
東北地方の皆さんの信じられないような努力で、あの未曾有の大震災からここまで来たんだと思います。
日本人ならコロナウィルスによる様々な困難も、うまく乗り越えられると信じております。