皆さんこんにちは、栃木県宇都宮市にあります「おだいら矯正歯科」院長のおだいらです。
さて、ホームページのトップページにも掲載してありますが、おだいら矯正歯科はこの度自治医科大学と下記の共同研究を行うことになりました。
研究情報公開(オプトアウト)に関するお知らせとなりますので、患者さんにおかれましてはご一読お願い致します。
研究内容はこれからの矯正歯科界の発展に貢献するものと思われますので、どうぞご理解の程よろしくお願いいたします。
研究協力のお願い
–研究情報公開(オプトアウト)に関するお知らせ–
はじめに
おだいら矯正歯科では、下記に示す臨床研究を行うにあたり、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に従い、研究情報公開(オプトアウト)を行うことといたしました。
オプトアウトとは、本院にて皆さまから得られた治療の診断・治療および治療終了時に採得した臨床情報(今回は、レントゲン写真となります)を用いて研究を行い、その目的を含め研究の実施についての情報を公開し、さらに拒否の機会を保障することです。
皆様におかれましては、研究の主旨を御理解頂き、本研究への御協力を賜りますようお願いを申し上げます。なお、研究目的のために御自身のデータを使用されることを望まない方、もしくは研究に関するご質問に関しましては問い合わせ先に御連絡ください。
1.
課題名
歯科咬合治療前後の下顎位の変化に伴う頭頸部硬・軟組織の位置変化に関する研究
2.
研究対象者
おだいら矯正歯科(栃木県宇都宮市)
2012年4月1日?2020年8月1日までの間で、矯正治療開始時の年齢が16歳以上の女性で、矯正治療が終了した患者様の治療前後のX線規格写真(セファロ写真)を撮影された方を対象と致します。
3.
研究目的・方法・研究期間
2019年8月5日に自治医科大学臨床研究等倫理審査委員会にて承認を得た、「MRI画像を用いた下顎位の変化に連動する頭頸部構造変化と不定愁訴症状の関連性に関する研究」(第 臨大18-195号)を検討していく過程で、下顎位を任意の位置に誘導し検討を行ったところ、頭頸部の硬・軟組織が下顎の位置変化と連動して移動する興味ある知見が得られました。そこで本申請では、栃木県宇都宮市のおだいら矯正歯科で治療された患者様のレントゲン写真(セファロ写真)をトレースしたものを、おだいら矯正歯科にて個人が同定されないように匿名化を行い、 自治医科大学医学部歯科口腔外科学講座に提供し、実際の歯科矯正治療前後の下顎位の変化に伴うその他の硬・軟組織をも含めた頭頸部の位置的変化を検討することを目的としました。
研究期間:2020年12月2日?2025年3月31日
4.
研究に用いる資料・情報
おだいら矯正歯科にて治療前後に撮影されたX線頭部規格写真(セファロ写真)のトレース
5.外部への資料・情報の提供
おだいら矯正歯科にて対応表で管理された匿名化データは、院長室にてUSBメモリおよびCD-RMには保存し厳重に管理されます。自治医科大学医学部歯科口腔外科学講座には、USBメモリに保存されたデータを追跡可能なレターパックにて提供致します。
6.研究組織
おだいら矯正歯科 (栃木県:宇都宮市) 小平 安彦 (研究責任者)
島崎歯科医院 (福井県:坂井市) 島崎 盾詩
自治医科大学医学部歯科口腔外科学講座 笹栗 健一 (研究代表者)
7.お問い合わせ先
本研究に関するご質問等ありましたら下記の連絡先までお問い合わせください。
尚、御希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
おだいら矯正歯科 小平安彦 (研究責任者)
〒320-0061 宇都宮市宝木1-2588-44
? 028-650-7150
自治医科大学医学部歯科口腔外科学講座 笹栗健一 (研究代表者)
〒329-0498 栃木県下野市薬師寺3311?1
? 0285-58-7390
苦情の窓口:自治医科大学臨床研究支援センター臨床研究企画管理部管理部門
? 0285?58?8933