皆さんこんにちは、栃木県宇都宮市にあります「おだいら矯正歯科」院長のおだいらです。
記事が遅れてしまいましたが6月9日、10日の2日間にわたり日本臨床矯正歯科医会・6月例会が開催されました。
今回の開催地は東京都内でしたが、皆様ご存じの通り緊急事態宣言の最中ですので、当初予定していたハイブリッド開催(会場とオンライン両方で参加できる方法です)は断念し、会場への集会は中止しオンラインのみでの開催となりました。
しかしながら私はこの例会終了まで大会運営委員会委員長を拝命しているため、都内に赴き開催の準備や運営を手伝って参りました(汗)
会場に来られたのは現職の理事や次期執行部の先生など最低限の人数ですので、見ての通り会場はガラガラです。
また、オンラインで配信するためこれまで見たことがないくらいのPCでセッティングがなされていました!
講演者は実際に来ていただいた先生、オンラインで自宅とつないで講演された先生、次回以降に延期になった先生など様々でしたが概ねうまくいったのではないかと思います。
今回も貴重な講演をたくさん受けることができました。
隣接医学講演として「歯科治療と感染性心内膜炎とのかかわり」からはじまり、矯正歯科医会の各委員会から「消費者問題をまねかないための契約書の整備について」や「舌側矯正やマウスピース矯正のように初期の技工料が高額な治療の返金について」、「マウスピース矯正を経験した患者さん1,000人のアンケート結果」、「矯正歯科医院の経営実態調査」などドクター向けに日々の参考になる講演がありました。
また、2日目にはスタッフ&ドクタープログラムも2講演があり、末石弁護士による「矯正歯科をめぐる法的諸問題」では最近の矯正歯科に関連した裁判の事例などからどのような準備をしたら良いのか、裁判になったときの対処法などをわかりやすく説明いただき、テレビでもよく見かける忽那先生には「新型コロナウィルス感染症」についての最新の情報やデータなどを中心にご講演いただきました。
両先生ともとても話しがお上手であっという間の90分間でした。
そして6年間勤めました大会運指委員会も今回でいよいよお役御免となりました!!!
大会や例会の準備から当日の運営まで1年を通してかなりの労力を費やしてきましたので、これらの仕事が一気に無くなると私、ぼけるかもしれません(笑)
矯正歯科医会には「大会」と「例会」が年に1回あり、大会は主に学術的な講演、例会は学術的なことに加え矯正歯科経営に関しての講演があります。
どちらも有意義な大会ですので、大会運営委員長でなくなった今後も是非参加したいと思います!