皆さんこんにちは、栃木県宇都宮市にあります「おだいら矯正歯科」院長のおだいらです。
さて、本日はこちらのマンガのご紹介します!
『デンタルクエスト』 原作・セキアトム 漫画・箸井地図.
病院を舞台に医師を主人公とした漫画はよく見かけますが、こちらは歯科医院を舞台に、そして主人公は歯科医師ではなく歯科衛生士という珍しい設定のマンガです。
隔月誌の『グランドジャンプむちゃ』に連載されたものを単行本化したもので、おそらくこの記事が掲載される頃も連載中だと思います。
主人公であるスウェーデン帰りの歯科衛生士『歯守リンゴ』が、ひょんなことから腕は立つが患者が少なく経営は厳しい、毒舌歯科医師『田名井桜司』の歯科医院で働くことになり、街で見かけた口腔内にトラブルをかかえている方や、歯科医院に来院する患者さんの問題を解決していくというスト–リーです。
むし歯はもちろんのこと、歯周病や埋伏している親知らず、筋機能発達不全でMFTが必要な子供など、あらゆる歯科疾患が一般の読者でもわかりやすいように描かれています。
また、ストーリーのキャラ設定にはライバルやヒールが必須です。この漫画では『遊馬亮太郎』という歯科医師が登場します。遊馬は5階建ての自社ビルを持ち、数十人のスタッフを抱える大病院の医院長で、どうやら歯守とは以前確執があったようです。
第1巻では歯守と遊馬の間で過去に何があったのかまでは明らかにされていませんが、田名井先生も絡めた今後の展開をとても楽しみにしています。
歯科界を題材にした漫画自体が稀ですが、さらにここまで歯科治療や、日本の歯科事情などについて詳しく描いている漫画は初めてだと思います。
ちなみに現在は3巻まで発売されており、3巻では「フッ素に関する真実」や「10マイクロメートルを見極める自費での歯内治療」のお話しに加え、田名井歯科医院に起こった内部告発の真実が明らかになります(汗)
歯科医師はもちろん、一般の方も十分楽しめるマンガだと思いますので、是非読んでみてください!