皆さんこんにちは、栃木県宇都宮市にあります「おだいら矯正歯科」院長のおだいらです。
さて、いよいよ最終日3日目のお話しです。
この日の私のメインイベントは朝一9:00~始まりました、総会です。
実はこの総会で次期WSLO会長と次期WBLO会長の選任があるのですが、なんと私が次期WBLOの会長を努めさせていただく事になりました!
私が会長に就任しましたWBLO(World Board of Lingual Orthodontics)は、このWSLO学会会員の中で、さらに厳正な試験を受けて合格したBoard memberで構成された会になります。任期は2023年~2027年までの4年間ですので、任期中の会務を精一杯やり遂げたいと思います。
また、総会では次回のESLO(ヨーロッパ舌側矯正歯科学会)大会2024のアナウンスもありました。来年6月にオランダのアムステルダムで開催されるそうです。
WBLO会長として行かないといけないのかもしれません(汗)
また2年後のWSLO開催地は当初チリで決まっていましたが、次期大会長が今回来日できず、うまく引き継ぎが出来ないため開催地は再検討となりました。
チリでの開催なら第3回WSLO大会がアルゼンチン以来で、是非また南米に行ってみたいとも思いますが、ちょっと遠いですよね(汗)
そんな盛りだくさんの総会でしたので予定時間をかなりオーバーしました。
その後は世界各国の著名な先生方の講演が続きまして、最後のメインイベントとしてシンポジウムがありました。
タイトルは「Lingual Appliances VS Aligner」つまり日本語で言うと「舌側矯正VSマウスピース矯正」となります。
舌側矯正で世界的に有名な3名の先生(私の師匠である竹元先生も含まれております)とマウスピース矯正で世界的に有名な3名の先生がそれぞれ講演されました。
とても面白い企画で、それぞれの先生がそれぞれの装置の良いところ問題点を講演され、興味深く拝聴しました。
やはりどんな装置でも利点と問題点があるので、一番重要なのはそれをしっかりと把握した上で使いこなすことだと痛感致しました。
シンポジウム終了後は閉会式があり無事に3日間が終了しました。
今回の参加者はおよそ650名とかなり盛会でした。
思い起こせば2年前に新型コロナの影響で延期となり、そこからも感染拡大の状況に振り回されながらここまでこぎ着けましたので、WSLO会長、大会長は本当に大変だったと思います。私もこの2年間実行委員としてお手伝いしてきましたので「やっと終わった」という感慨深いものがあります。
今後はWBLO会長職を4年間全うしていきたいと思います。