皆さんこんにちは、
今日は私の幼なじみ「星野真章(マサフミ)君」の紹介です。
私の遠ーい親戚にあたり、親通しの行き来があり(叔父の大親友)、また彼の両親の家が日光市にあり、両親が共働きだった私はよく預けられていたということもあり、彼の方が約10歳年下なのですが小さい頃からよく遊んでいました。
彼は小さい頃からまさに「天才」でした。
両親の仕事の関係でカナダのバンフで生まれ育った彼は、日本とカナダの二重国籍を持ち、日本語、英語に加えフランス語も堪能で、10歳年上の私の英訳の宿題なんかをよく見てもらいました。
語学が堪能な人なら大勢いますが、彼はそれ以外にもあらゆることに優秀で、小中高校と常にトップ、そして大学は世界の名門「ハーバード大学」に一発合格しました。
東大でさえ、私にとって異次元の世界ですので、さらにその上をいくハーバード大学と言われても想像できません。
さらに彼のすごいところは、その才能におぼれることなく、いつも謙虚で素直、そしてやさしい心の持ち主であるところで、これはおそらく日光とバンフ(カナダのバンフはカナディアンロッキーに囲まれた自然豊かな町です。)という環境豊かな場所で育ったことと、フランクで飾らないご両親に育てられたことが大きく影響しているのではないかと思います。
以前、私が都内に勤務していた頃、大学生だった彼は夏休みのアルバイトで東京に来ていました。せっかくだからご飯でも食べに行こうということになり、新宿の韓国街にある焼肉屋へと2人で向かったのですが、電車と新宿の雑踏を歩いただけで相当へばっている様子で、その時も「僕、バンフの田舎から出てきたから人混みが苦手なんだよね…」とぽつりと言っていました。
そんな彼ですが、大学を卒業後はしばらく某有名金融会社に勤務しましたが、3年前からなんとボストンレッドソックス、松坂大輔選手の専属通訳として活躍しています。
松坂選手からの信頼も厚いようで、遠征先では95%は一緒に生活しているそうです。
ワールドシリーズでレッドソックスが優勝した際には、松坂選手から「彼のおかげだ」と言わしめ、「おそろしく頭の回転が速い」ともコメントしていました。
ちなみにこれ、彼が通訳に決まった時の新聞記事です。
http://www.geocities.jp/mlbnews2001/newpage542.html
さて、そんな彼にも通訳として唯一の欠点があります。
流ちょうな英語を話す彼ですが、日本語だけはどうしても栃木弁になってしまします(笑)
(これが私と話している時だけだったら良いのですが、松坂選手にもたまに言われると、彼のお父さんが言っていました。)
最近しょっちゅうテレビで見ますあのU字工事のようなしゃべり方で、監督と松坂選手の間を取り持っているところを想像してみてください…
考えただけでも笑ってしまいます。
彼とはしばらく会っていませんので、是非、松坂選手が活躍しているうちに一度ボストンに再会がてら野球観戦に行きたいものです。