皆さんこんにちは、栃木県宇都宮市で開業しています、おだいら矯正歯科、院長のおだいらです。
突然ですが、昨日報道ステーション見ました?
スポーツコーナーの特集で、先日の世界ジュニア選手権で金メダルを獲得した村上佳菜子さんのインタビューが放送されていたのですが、とても感動し、温かい気持ちになったので、いままで時事ネタはあまり書きませんでしたが、アップしました。
村上佳菜子選手は最近中学を卒業したばかりの弱冠15歳、まだあどけない、引き込まれるような笑顔の持ち主です。
松岡修造さんがインタビューしていましたが、まず第1声が「本当にかわいらしい笑顔をしますね!」でした。
その後インタビューは続くのですが、とにかく性格のいい子で、オリンピックのような大舞台は苦手なのであまり行きたくなく、将来の夢はオリンピックに出ることよりも現在彼女が師事している、山田コーチ(伊藤みどり選手や浅田真央選手を育てた名コーチです)のようなスケートの先生になることだそうです。
放送では全日本選手権でのエピソードも取り上げられていました。
15歳で年齢制限のため、バンクーバーオリンピックへの出場資格がない彼女は、自分の公式練習の時間で、自分の演技曲がかかっているにもかかわらず、オリンピック出場をかけた他の選手が近くを通ると演技をやめてその選手の邪魔にならないようによけてしまっていたそうです。本人曰く「争いごとが大きらい」だそうで、山田コーチも「この子は勝負師にはなれないわね。」と、自分の娘を見るような満面の笑みで話しているのが印象的でした。
また、フリー演技の際に、自分が滑る直前に滑った鈴木選手の、オリンピック代表を決める演技を見て、自分が滑る番だというのに、その滑りに感動して泣いていました。
(ちなみに全日本選手権の結果は安藤美姫選手に続く5位入賞でした。)
そんな彼女がなぜ競技種目であるフィギュアスケートを続けているかというと、小さい頃からとにかく踊ることが大好きで、踊りきった後のお客さんの拍手も忘れられず、そのためにフィギュアスケートを続けているのだそうです。
先日おこなわれたバンクーバーオリンピックで、4歳上のお姉ちゃん的な存在である浅田真央選手の演技を見て少し心変わりし、今はオリンピックに出てみたいと思うようになったそうですが、それでもやはり1番の夢は先生になることだそうです。
録画映像が終わった頃には、古館さんをはじめすべてのキャスターやコメンテーター、そして私も心が温まり、幸せそうな笑顔に変わっていました。
古館さんが「人の気持ちを自分のことのように思えるすばらしい方ですね」と言っていました」………私も同感です。
また、松岡修造さんが「確かに勝負師にはなれないが、ここで何点のジャンプを飛ぶとか、他の選手が何点とったから何点を狙いに行くとかを考えずに、いい演技をしてたくさんのお客さんに喜んでもらうために滑るというのは、実は他の選手が皆そのように考えながらやりたいけれどできないことで、彼女はそれをやっている。これは以外と勝負師より強いんじゃないか。」と言っていました………私も同感です。
これから何年も選手生活が続くと思いますが、世界ジュニア選手権で優勝したことを受け、マスコミ報道なども徐々に加熱しているようです。
どうか彼女のやさしい心と、とびっきりの笑顔が踏みにじられるようなことが、決してないようお願いしたいものです。
真央ちゃんのオリンピックといい、どうも最近は父親目線で若い選手を見てしまいがちですが、もし村上佳菜子選手が自分の利益しか考えないような心ない大人に深く傷つけられるようなことがあったら、是非ともオリンピックなんかに出るのはやめてしまって、本当の夢であるスケートの先生になってほしいと思います。
オリンピックのメダルよりもずっとずっと大切なものを、これからもどうぞ持ち続けてください。
心より応援しています!
話は変わりますが、現在おだいら矯正歯科は受付1人、衛生士1人がインフルエンザにかかり、欠勤しています。
緊急事態ですので、当日の予約が取りにくく、患者の皆様には大変ご迷惑おかけいたします。
明日ぐらいから順次復帰すると思いますので、どうぞご了承ください。