皆さんこんにちは、
さて、もうすぐ3月ですね。年度末となる来月は各企業の異動の時期でもあります。
お父様が異動の辞令を受けた場合、ほとんどは家族全員で引っ越しされることになります。その場合、通える距離でなければ矯正治療中の患者さん、もしくは経過観察をしている患者さんはトランスファー、いわゆる転医手続きを取ることになります。
なぜかおだいら矯正歯科で今年はトランスファー手続きをする方が非常に多く、今のところ言われただけで6人もいらっしゃいます。また、引っ越しはするけど、がんばって月に1回転居先からこちらに通っていただける方も3人ほどいらっしゃいます。
転居する方が3月だけで9人とは、めっちゃ多いですよね!
矯正歯科治療はむし歯の治療と違い、期間がかかります。そのため、矯正歯科治療中に転勤や転居される方も中にはいらっしゃいます。
その場合、こちらで転居先のドクターを探してご紹介するのですが、私が入会しています「日本臨床矯正歯科医会」はこのトランスファーシステムが充実しています。
この会は矯正歯科専門開業医のみ入会が許され、また技術的にも5年に1度症例報告が義務づけられており、ここに入会している医院でしたら、継続治療を安心して任せられるドクターがほとんどで、全国津々浦々に500名弱の会員がいるので、日本国内でしたら大体の場所で会員の先生を紹介することが出来ます。
また、一番気になる費用の面でも、例えば転居前の矯正歯科医院で50パーセント治療が進んでいるとすると、総費用の半分を転居前の矯正歯科医院にお支払いいただき、残りの半分の費用で転居後の矯正歯科医院の治療を受けることが出来るシステムになっています。
ただし、総費用の設定は医院によって違いますので、(例えば転居前の医院の総費用が80万円だとするとその半額は40万円ですが、転居後の医院の総費用が100万円だとすると半額は50万円になります。)その分の差額は発生することがあります。
これまでは、「私の仕事は転勤が多いので…」と、矯正歯科治療に踏み切れなかった患者さんも多くいらっしゃるかと思いますが、このような方々には非常に有利なシステムではないかと思います。
今もあわてて6人分のトランスファー用資料を作成しています。