皆さんこんにちは、
震災から1ヶ月以上が経過しましたが、未だに余震は続き、福島の原発は予断を許さない状況です。皆さんいかがお過ごしでしょうか。計画停電も終わり、おだいら矯正歯科は現在、通常通り診療しております。計画停電の際にはご不便をおかけいたしました。
この1ヶ月、本当にいろいろありましたし、いろいろな話を聞きました。
私の家内はちょうど幼稚園のバスが来る時間だったので、迎えに行こうと2歳の息子とエレベーターに乗ろうとボタンを押して待っているところで地震が来たそうで、乗っていなくて本当に良かったと話しておりました。
その後は階段で1階まで降り、長女を幼稚園バスから引き取ってマンションに戻り、同じマンションのママさんグループと合流したそうです。
私が住んでいるマンションはこの時代には珍しく、いわゆる「ご近所」付き合いが密に取られていて、普段も頻繁に長女を迎えに行く間、長男を預かってもらったり、知り合いからたくさん野菜が届いたと分けていただいたり、醤油を買い忘れたときは少し譲ってもらったりと、私が子どもの頃によく見かけたご近所付き合いがあります。
最近、特に都会ではそのような付き合いがなくなってきたと聞きます。なんでも、隣にどんな人が住んでいるか全く知らない方もいらっしゃるとか…
それはそれで人の目を気にせず、快適な生活なのでしょうが、今回の地震のような大惨事が起きた場合、私のように仕事場から離れていて、患者さんの安全を確保しなければいけない立場にある者にとっては、このつながりがとても心強く感じます。
今回も、ママさんグループ合流後、1件1件順番に被害の確認や応急的な整理を、子ども達を引き連れながら全員行動でおこなったそうで、たくさん顔見知りがいるため、子ども達も比較的落ち着いていたそうです。
以前も書いた覚えがありますが、今回の地震では改めて人とのつながりの大切さを知りました。