皆さんこんにちは、
さて、今週1週間、おだいら矯正歯科本館の改修工事のため、来院された患者さんには大変ご迷惑をおかけいたしました。また、その間の予約がとりづらく、失礼いたしました。
今回改修工事でレントゲン室の拡張工事を行っておりました。
そんでもって、この度おだいら矯正歯科では、KaVo社製のCTレントゲンを導入いたしました。
ご存じのとおりCTレントゲンは3次元的に歯の位置や周辺組織の状態を把握することができます。矯正歯科治療では特に歯を動かす骨の状態や過剰歯、埋伏歯の状態、歯の位置関係などの情報がこのCTによって得ることができます。その情報を知ることによって歯の移動方法や方向を考えたり、今まで見えていなかった問題を把握することができるのです。
7月に受講した竹元先生のアリアスセミナーでこのCTについて紹介していたのが導入しようと思ったきっかけですが、そこから早速改築工事や導入手続きを済ませ、なんとか9月中に納品されました。
これまでCTを導入しようかという話になった時に一番ネックになっていたのは被ばく量の問題でした。
東日本大震災の福島原発問題によってよくテレビに被ばく量のフリップが出されていましたが、そこで比較の被ばく量として医科用のCT被ばくについてよく出ていたのが、他の被ばく量に比べてめちゃくちゃ多かったのを覚えていますでしょうか?
こんなに高いのならCTを撮る人はどうしても必要な人だけにして、となればうちでなくてもどこかに依頼すればいいや、なんて思っていましたが、今回のこのCTは大幅に被ばく量が削減されていて世界一被ばく量が少ない歯科用CTらしいです。まあ、これだったら被ばくのリスクはほとんどないなと判断したわけです。
もちろん高額なもので改装費も含めるとかなり出費はかさみましたが、これでいい診断ができることはなによりも患者さんのメリットになると思い、思い切って買っちゃいました。
来月頭には使用可能になると思いますので、早速有効利用したいと思います。