皆さんこんにちは、
さて、先日栃木県の地元紙「下野新聞」にこんな記事が載っていました。
あしぎん総合研究所は27日、2014年夏?15年春に旧日光市を観光で訪れた外国人を対象とした「日光インバウンド調査」の結果を発表した。エリア別の来訪者は欧州が47・0%と最も多く、中国、韓国など訪日客の多いアジアの34・9%を上回った。また初めて日光を訪れた人が8割を超えたほか、日帰り客が6割を占めたことから、同総研は「リピーターの獲得や、滞在型観光をしてもらう取り組みが必要だ」と提言する。
調査は季節ごとに4回に分けて実施し、1870人が回答した。
欧州からの来訪者はフランスが11・3%で最も多く、スペイン、イタリアと続いた。アジアは台湾が14・0%で、全体の国・地域別でも最多。次に多かったのはタイで、中国は4・0%、韓国は0・6%にとどまった。米国は7・4%だった。
欧州からの来訪者が多い理由について、同総研は「二社一寺をはじめとする文化遺産への関心が高い」とし、中国、韓国が少ない点は「ショッピングや日本食への関心が高く、東京、大阪など大都市圏に流れているようだ」と指摘した。(元ネタはこちら)
おもしろいですね。最近よくニュースでは中国人観光客と韓国人観光客が年々増加しており、昨年は円安の影響もあり外国人の訪日数が過去最高を記録したとか。
確かに実感として学会等で北海道や大阪に行くと本当によく中国や韓国語を耳にしますし、都内では話題になったいわゆる「爆買い」する中国人観光客を見かけます。
そんな中、一番多いのが欧州からの観光客で中韓の韓国客の割合が低いのがとても興味深いです。
思い起こせば大学生時代横須賀市に住んでいた時は、米軍基地にインディペンデントという空母が来航すると、繁華街にわっと外国人(米国人)が増えるのですが、そこでワイワイ騒いでいる外国人と日光市に観光に来る外国人は違う人種なんだろうなといつも感じていました。私の主幹ですが雰囲気でとても知的な感じがします。
もちろん日光市へ観光に来る観光客が優秀で他の観光客がそうではないというつもりはありませんが・・・
ただ、この記事にも書いてありますが、問題点はリピーターをどうやって増やすかということがあります。ショッピングでしたらいいものがあれば何度でも来たいと思いますが、社寺の観光などは一回見ればいいやという方がほとんどだと思いますので。いかにして「何度も来たい!」と思わせるのかがカギですね!