皆さんこんにちは、栃木県宇都宮市のおだいら矯正歯科、院長のおだいらです。
さて、21日(木)よりまたまた八戸へ行ってまいりました。前回、そして前々回と同じく行先は「くまさか歯科」様です。
今回の目的は宇都宮で予定しているある事業の参考にするため、一昨年歯科医院に併設してオープンした「ベルメゾンK」という有料老人ホームを見学することです。
どのような施設か、歯科医院とどのように連携しているのか、そこでどのように口腔ケアをしているかなどを、会長を含めた宇都宮市歯科医師会の総勢6名で見学してまいりました。
熊坂先生の医院はこれまで2回見学しましたが、医療人としての信念と理念がある上に、想像を絶する行動力があり、毎回驚いています。
何せ、介護度を下げるには口腔ケアが重要であるという信念をもって、その人の人生に歯科がどこまでかかわれるかの現場として、老人ホームを作っちゃうんですから。
咀嚼、嚥下、つまりごはんを食べる環境をいかに整備するのかが重要なのはとてもよくわかります。ただ、それを頭で理解していてもそこから老人ホームを作るという発想までは普通思いもつきません。
そんな大きな信念のもとに建てられた施設ですので、首都圏で大きく展開している、いわゆる一般的な有料老人ホームとはわけが違います。
そりゃそうだろうなと思います。まず老人ホームを建てるに至った「入り口」が違うんですから。そのため入居者は皆、楽しそうに笑い、おいしそうに夕飯を食べておりました。
また、さらに感動したのはそこに先生のご両親が入居されていることです。果たして大型チェーン展開しているような老人ホームで自分の親を入居させている社長が何人いるでしょうか。
よく私も、「もしこの子が自分の子どもだったらどうするか」を考えながら矯正歯科治療の治療計画を立てますが、実際に自分の親を安心して入居させられるような施設を作っているわけです。ですからそれはもう当然「最高」に決まっていますし、最高の親孝行だと思います。
見学の後は懇親会です。くまさか歯科のスタッフに宇都宮市歯科医師会のメンバーを含めた総勢50名ほどの大宴会でした。
スタッフもみんな明るく元気で、そしてお酒をたくさん飲みます(笑)
これだけの数がいるのにつまらなそうにしている人は一人もいませんし、くだらない派閥や仲間はずれなんかは全くないんだろうなと容易に想像がつきます。また、司会をやったり私たちを案内してくれたりと行動が非常にきびきびして、自分がやることに自信がみなぎっているのがわかります。なんでここまで楽しくて心地よいのか考えましたが、おそらくマニュアルチックな作られた笑顔ではなく、本当に自然に出ている笑顔だからなんだと思います。院長先生の教育でしょうか。
また、新人の衛生士さんも3名加わったそうで、その歓迎会も兼ねていたのですが、新しく入ったスタッフさんもみんな信念を持っていてしっかりした人たちだなと思いました。
特に八戸の衛生士学校で初めての男性の歯科衛生士の方の挨拶では、関係ないこちらがうるっときてしまうような内容でした。
こういう光景を見ていると、プラスのエネルギーが出ているところには、プラスのエネルギーが集まるんだなと本当に感じます。
おだいら矯正歯科も現状に満足せず、常にプラスのエネルギーがでる医院になるようまた頑張っていこうと強く思いました。
あ、そう思ってるってことは、やはり私もあふれ出るほどの、くまさか歯科プラスエネルギーのおこぼれを貰ってきたんですね(笑)