皆さんこんにちは、栃木県宇都宮市のおだいら矯正歯科、院長のおだいらです。
さて、昨日までヨーロッパ舌側矯正歯科学会(ESLO)参加のためギリシャはアテネまで行ってまいりました。
6月29日診療を早く切り上げて車で成田空港へ出発。神崎JC?大栄JCT間が開通したことにより、つくばJCT?成田ICが約35分と大幅に所要時間が短縮されました。
特に渋滞にもはまらず、うちの医院から成田空港まで2時間弱で到着しました。昔は成田空港ってかなり遠いイメージがあったのですが、便利な世の中になったものです。
夜の便で出発し、カタールのドーハで乗り継ぎ、アテネに着いたのが昼の11時半でした。乗り継ぎの待ち時間を併せて18時間ほどかかりました(汗)やはり遠いです(汗)
到着した日はフリーでしたのでチェックイン後、半日観光で、アテネの観光スポット「アクロポリス」と「アクロポリス博物館」を見学してきました。
半日ガイドを付けて案内してもらいましたが、なにせ話がほとんど紀元前の話です。歴史を感じます。またいろいろな最近のギリシャの事情を話してくれましたが、非常にギリシャ人であることを誇りに思っている様でしたが、それと同時にギリシャ政府への強烈な不満を感じました。皆さんご存知の通り前政権の時、多額の賄賂と経済危機が発覚し、それに猛反発した国民が、選挙で政権交代を成し遂げたわけですが、新政権は前政権を否定するだけで自分たちは完全に無策、なにをしたらいいかもわからない状態でまったく政治が前に進んでいないそうです。次期選挙は収賄があった前政権か、無策の現政権か、どっちもどっちでみんなどうしたらいいかわからない状況だと言っていました。
なんかどっかの国の数年前の状況に似ていますよね(苦笑)
初日の夜はウェルカムパーティーがありました。
ヨーロッパの学会では必ず夜にパーティーがあります。今回も2日目がプレジデント招待パーティー、3日目の夜にGARAディナーがありましたが、いずれも開宴が夜9時過ぎ!この季節は日没が9時ごろなので遅いのか、それともその時間帯に食べる習慣なのか・・・宴が終わるのが深夜1時頃ですので、それまで持たず、途中で帰ってきてしまいました(汗)
さて、2日目からはいよいよ学会です。
毎回海外の学会に来て思うことは日本人の矯正歯科治療の技術の高さです。
講演を聴いていてもダントツ日本の先生の治療の方が上手ですし、アクティブメンバー、ティテュラーメンバー合格者の症例を見ても日本人が一番きれいでした。
ESLOは2年に1度あり、再来年はポルトガルのリスボンだそうです。
ちなみに来年はタイでWSLO(世界舌側矯正学会)がありますので、そちらは毎回必ず参加しているので行く予定です。
それにしてもやはり3泊6日はかなり強行スケジュールでつらかったっす(汗)