平成30年度 日本臨床矯正歯科医会例会
皆さんこんにちは、栃木県宇都宮市のおだいら矯正歯科、院長のおだいらです。
さて、6月6日、7日と2日間に渡り矯正歯科医会の例会に参加してまいりました。
矯正歯科医会の大会や例会に関しては、大会運営委員会委員長という役職がら、ほぼ強制参加です(汗)
今回も受付を開始する1時間前から現地入りし、例会終了後の大会連絡会の会議が終了するまでの2日間、会場に缶詰状態でした(汗)
今回もとても参考になるお話がいくつかありました。
特に印象に残った講演は、東北大学大学院教授である本郷一夫先生の「「気になる」子どもと発達障害」という講演です。
発達障害とは発達の比較的早期に現れる疾患で、日常生活の適応に困難さを引き起こす障害の事です。
近年は障害の確定診断を受けてはいないものの、保育・教育場面で配慮が必要な子ども、すなわち「気になる」子どもが注目されているそうです。「気になる」子どもは知的には顕著な遅れがないにもかかわらず、感情や行動のコントロールが難しく、子ども同士のトラブルが多いという特徴を持つそうです。
このような発達障害がある子どもや、「気になる」子どもに関して、「なぜそのようになり、どのような行動をとるのか」、また「どのようにアプローチしていけば良いか」などをかなり詳細にご講演いただきました。
当医院ではそこまで気になったことは無いですが、巷のニュースや学校の先生の話などでは、そのような「気になる」子どもの話を最近ちょくちょく耳にします。
そのような子どもにどのように対処したらよいのかを考えさせられる、とてもためになるお話でした。
それ以外もすべての講演を拝聴しました。なにせ会場にずっといないといけないので(汗)
毎度のことながらすべてのプログラム終了後は、へろへろになって帰ってきます(汗)
次回は来年の2月に第46回神奈川大会があります。
早速大会の準備に取り掛かりたいと思います。