皆さんこんにちは、栃木県宇都宮市にあります「おだいら矯正歯科」院長のおだいらです。
さて、今年3月をもちまして私が神奈川歯科大学矯正科の研修生時代に大変お世話になりました不島健持先生が定年を迎え、大学の教授を退官することになりました。
私が1995年に神奈川歯科大学卒業後、同大学の矯正科に2年間の基礎研修生として在籍した際に、矯正歯科の「きょ」の字もわからない私に一から矯正歯科を教えていただいた先生で、その時に教えていただいたことが私の矯正臨床の礎となっています。
そこで先日不島教授退官記念パーティーを数名の有志にて開催致しました。
15時にホテルに集合し、記念パーティーに先立ち不島先生に2時間ほどの記念講演を賜りました。
内容は矯正治療後の保定観察や後戻りに関する内容で、相変わらず講演内容はわかりやすく本当にためになる内容でした。なぜ歯が戻るのか、そのことについて何がわかっていてなにが解明されていないのかなど、これまで出ている論文や実験報告などを交えながら論理的にご講演いただきました。
特に私は今年12月に開催されるLTSOAという矯正治療後の長期経過に関する勉強会で講演することになっていたので、不島先生の保定や後戻りの考え方は大変参考になりました。
そして講演の後は祝賀パーティー開催です!
企画当初はまだコロナ禍で今後どうなるかわからない時期でしたので、大人数でワイワイガヤガヤのパーティーは避けて、ホテルのスイートルームを借り切って、少人数で開催しましたが、その分不島先生と昔話や矯正治療に関しての話など、たくさんできた有意義なパーティーでした。
また、今回のパーティーはホテルの一室ですので、レストランなどのように時間の制限がないため、ついつい皆で話が盛り上がってしまい17時半から始まったパーティーは気がつけば終了したのが午前3時!
あっという間の9時間半でした(苦笑)
最近めっきりお酒が弱くなり、長時間の飲酒では必ずと言っていいほど途中で爆睡していましたが、話しに夢中になっていたおかげか爆睡せず比較的記憶も残っていました(苦笑)
不島先生は今後は地元の石川県金沢市に戻り、奥様と矯正歯科医院をやられますが、是非またいろいろなマニアックな矯正治療のお話しを聞かせていただきたいと思います。
改めまして10年間の教授生活、大変お疲れ様でした!