皆さんこんにちは、
2月23日火曜日、診療後に宇都宮歯科医師会の学術講演を依頼され、休日夜間診療所に併設してあります宇都宮歯科医師会館まで行って参りました。
私はこれまで、矯正歯科専門の先生方やこれから矯正歯科を勉強する先生方に対しての講演は何度かありましたが、今回のくくりは宇都宮歯科医師会ですので、矯正歯科をまったくやらずに、矯正歯科治療をやった方が良い患者さんは矯正歯科専門の先生を紹介されている先生もいれば、簡単な矯正歯科治療のみ自分でおこなう先生、そしてもちろん矯正歯科専門の先生もいらっしゃいますし、矯正歯科専門で治療している先生の中にも使っている装置やメカニクスは人それぞれなので、いったいどんな内容にすれば良いのか…かなり迷いました。
結局だれが聞いても多少はおもしろみがあるよう、矯正歯科について広く浅くお話ししてきましたが、その中でも気を遣ったのが矯正歯科治療をよく知っている先生に対してです。
矯正歯科治療はいろいろな考え方を持っていられる先生が多くいらっしゃいます。
例えば私の母校である神奈川歯科大学は、極端に歯を抜かないで治療する方法がほとんどですし、最近流行のマウスピース治療をほとんどのケースで取り入れていらっしゃる先生も中にはいらっしゃるようです
。
また、それらの治療を極端に否定される先生も結構多くいらっしゃいます。
私個人の意見としては、引き出しは多い方が良いと思いますので、その人に一番あった治療方法をケースバイケースで使い分ければ良いと思うのですが、強くそれらの治療に反発されている先生はそうではありません。
そのため、どのような治療をされている先生からも「それはちょっと違うんじゃない?」と思われないよう、内容や言葉を充分選んで説明しました…
つもりですが、それでも納得いかないご説明等がありましたらどうぞお許しください!
当日は診療後のお疲れのところたくさんの先生方においでいただきました。
皆様、お忙しい中ありがとうございました。