皆さんこんにちは、栃木県宇都宮市のおだいら矯正歯科、院長のおだいらです。

さて、3月と言えば転勤や進学による引っ越しのシーズンですね！

おだいら矯正歯科でもこの3月だけでなんと7名もの患者さんが、今後引っ越しによりおだいら矯正歯科に通院するのが難しくなり、転院することになりました。

引っ越しをする患者さんがやはり気になるのは、転居後の矯正歯科治療の継続をどうするかだと思います。

おだいら矯正歯科は公益社団法人日本臨床矯正歯科医会に加入しており、そのメリットの一つが「転院システムが確立されている」ことです。

会員は患者さんの転居が決まったらまず転居先の近くの会員の先生を探し連絡します。

その先生にご了承いただいた後既定のフォームで資料を作成し、引継ぎをされる先生がスムーズに治療できるよう情報を伝えます。

また費用に関しても取り決めがあり、例えばでこぼこを並べている時期、犬歯を引っ張っている時期、前歯をひっこめている時期、仕上げの時期、治療後の保定期間などで前医が何パーセント、後医が何パーセントという取り分の取り決まりもあるため、まずドクター同士が金銭的な事でトラブルになることはありません。

臨床矯正歯科医会は矯正歯科専門で開業している先生しか入ることができず、加入している先生自体も数年に一度の症例報告をクリアしているなど、レベルが高い先生が集まっているのも特徴です。また、全国に400名の会員がおりますのでおおよそどこの件に行っても引継ぎの先生が見つかります。

ただ、ドクター側が大変なのは引継ぎ用の資料が細かく記載する必要があり、作成にとても時間がかかります（汗）

これが今年は7件ですのでそれはもう大忙しです（汗）

それでもこの細かな資料があるからこそ、患者さんが安心して転居先で治療を受けられるわけですからがんばって作らないと！

それにしても今年は引っ越しされる方が全国的に多いみたいで、他の矯正歯科医会会員の先生も14人分も資料を作成しているとおっしゃっていました。今年は転勤が多いそんな年回りなのでしょうか（汗）