皆さんこんにちは、栃木県宇都宮市にあります「おだいら矯正歯科」院長のおだいらです。
先日出版されました、「週間ダイヤモンド」を読まれた方いらっしゃいますか?
「歯医者のホント」という特集で歯科についての特集が組まれています。
特に今回は矯正歯科とインプラントについて、かなり詳細な記事が掲載されており、しっかりとした取材をされていることがうかがえます。
記事の中には頼りになる歯医者と出会う、全国648歯科医院リストなるものがあり、インプラントと矯正歯科の専門医がリスト化されています。
私も日本矯正歯科学会専門医ですので、掲載情報の提供依頼が来ましたが、怪しい広告だったら嫌だと思い情報提供をしませんでした。
これだけしっかりしたリストならやっておけば良かったかな(苦笑)
さて、こちらの特集にはこのような記事が掲載されています。
矯正歯科界には現在3団体が専門医制度を持っており、各団体の専門医が存在します。
私も日本矯正歯科学会専門医を2015年に取得し、昨年更新のための症例試験を受けました。
ただ、3団体の専門医が存在すると国民に混乱を招くため、専門医制度を1つにまとめるよう厚労省からお達しがあり、今後は専門医が統一されます。
その第1回試験があり、私も受ける予定です。
まずは一次審査で書類と治療した5症例の症例審査があり、その資料がやっと出来上がりました。
見てください、この資料の厚みを!
この資料をまとめるだけでも相当な労力です。
一次審査をパスすると次は来年3月15日に筆記試験、さらに3月下旬には2日間にかけて模型での二次審査と口頭試問が待ち構えています。
週間ダイヤモンドにはこの辺りについても書かれていましたね、よく調べていると思います。
それにしても、まさか50歳が目の前に近づいている私が筆記試験や口頭試問を受けることになるとは思いませんでした(汗)
ただ統一された専門医を取得することにより名刺等に掲載できるようになりますし、ある程度の宣伝はできるので、矯正歯科治療をどこで始めたらいいか迷っている方への一つの指標が出来るというのは良いことではないかと思います。
前々回書きました「締め切りに追われ」ではその資料も作成していました。
とりあえず一次審査の結果を待ちたいと思います。